こんにちは、webライター応援委員長です!
こちらでは現役webライターや、これからwebライターになりたい、という方に向けて、
定期的にお役に立てそうな記事を発信していきます。
webライティングの世界で、私たちは常に多様な読者層を想定しています。
しかし、私たちが考えるべき最も重要な読者は、不特定多数の人々ではなく「たった一人」の具体的な人物だと言われています。
webマーケティングでも「ペルソナ設定」が重要だと言われています。
それにも関わらず、世の中にある多くの事業者は「ペルソナ設定」を行わず、漠然とした「ターゲット設定」だけを行った状態で広告を出したりブログ配信を行なっている状況です。
ここでは、なぜブログライティングで「たった一人の読者」を意識するべきか、その3つの理由を解説します。
今回の記事を読んでいただき、ぜひブログ記事作成にお役立ていただければ幸いです。
曖昧なターゲットは曖昧なメッセージしか生まれない
ブログを書くとき、ターゲットが曖昧だと、その結果として生まれる記事もぼんやりとしてしまいます。
たとえば、あなたがダイエットジムのブログを書く際に、「ダイエットに興味がある全ての人」を読者として考えた場合、その対象は広すぎて、具体的なメッセージを伝えるのが難しくなります。
男性なのか女性なのか、若い人なのか年配の人なのか、そしてその人がダイエットに何を求めているのか(健康の改善、見た目の向上、自信の回復等)はっきりさせることで、もっと具体的で、その人にとって響く記事を書くことができます。
同じ目標でも、その目的は人によって異なる
同じ目標(例えばダイエット)を持つ人でも、その背後にある真の目的はそれぞれ違います。
ダイエットを希望する人が目指しているのは、「健康維持」かもしれないし、「痩せて異性にモテたい」かもしれません。
また、「スポーツでのパフォーマンス向上」を目指しているかもしれないし、「コンプレックスの解消」や「婚活のため」かもしれません。
だからこそ、ブログを書くときは、読者一人一人が何を本当に求めているのかを理解し、そのニーズに合わせた内容を提供することが大切です。
それにより、読者とより深いつながりを持つことができ、彼らの参加と共感を得ることができます。
具体的な情報は人の興味と共感を引き出す
人々は具体的な情報に自然と引き寄せられます。
だからこそ、ブログでは曖昧な表現を避け、具体的な例や詳細な説明を使って読者の興味を引くよう努めましょう。
例えば、「ダイエットが成功する」とだけ書くよりも、
「忙しいビジネスマンが、朝の20分のウォーキングを始めたことで1ヶ月で2キロ減量できた」
と書いた方が、読者は具体的なイメージを持つことができます。
「たった一人」の読者を想定して書くことで、より具体的な情報を提供し、読者からの深い共感を得ることができます。
最後に まずは「たった一人」を理解することから
あなたが「全ての人」や「多くの人」を想定してブログを書いているなら、一度立ち止まってみてください。
そして「たった一人」の読者を心に描いて、その人に対して書くというアプローチを試してみてください。
「たった一人」の読者に向けて書くことで、メッセージはより鮮やかに、より強力になります。
多くのwebライターが陥りがちな誤解は、
「たった一人」に向けて書くと、他の多くの読者を無視してしまうというものです。
しかし、実際は逆です。
あなたが「たった一人」に対して具体的に、かつ深く訴えるメッセージは、同じ問題や目標を持つ他の読者にも強く響きます。
私たちの仕事は、単なる文字を並べることではなく、読者とのコミュニケーションです。
そのため、あなたが「たった一人」の読者を深く理解し、その人に向けて書くことが求められています。
その一人の読者が抱える問題や欲求を理解し、それに対応する答えを提供することで、より多くの読者にとって価値あるコンテンツを作ることができるのです。
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